
★花魁(おいらん)
吉原で働く位の高い遊女。
遊女のデビューは17歳。妹分(禿:10歳以下や新造:15歳前後など)が「おいらの姉様」と呼び、『おいらん』になったとも云われている。
遊女には位があり、下位のものとは異なり花魁を掲げるには様々なしきたりがあったという。花魁には、茶屋を通して取り次いでもらわなければならず豪勢に遊び、お金を落とす必要があった。 一度目は、花魁は客とは離れたところに座り、客と口を利かず二度目には、少し近くに寄ってくれるものの、基本的には初めと同じ。花魁は上座に座り、客は常に下座に座り、花魁は客よりも格上だったのである。
三回目にようやく馴染みになるが、ご祝儀として馴染み金を支払わなければならなかった。馴染みになると、他の花魁に通うのは浮気とみなされた。
★鳳凰
古代中国で、麟(りん)・亀・龍とともに四瑞として尊ばれた想像上の霊鳥。体は、前は麟(りん)、後ろは鹿(しか)、頸(くび)は蛇、尾は魚、背は亀、あごは燕(つばめ)、くちばしは鶏に似るといわれる。羽が五色で、梧桐(ごとう)に宿り、竹の実を食べ、醴泉(れいせん)を飲むと伝えられ、聖徳の天子の兆しとして世に現れるとされる。鳳は雄、凰は雌という。